そして現代。
テーラードジャケットとして、我々が手作業で日々汗水流して「仮
縫い」や「仕立」をしていることは、ずっと生き残ってるんですね。
個人的には、洗練されたMODE(モード)の世界、パーフェクトなものとして
既製品や工業製品 の 機能美「DESIGN」に憧れます。
プロダクトの完璧を追求した世界感とかコンセプチュアルなものとか大好きなのですが、私自身が身をおくオーダーの世界は、どこか牧歌的で泥臭さが残る世界。しかしこの業態で生きていく以上は、ある意味、ナポレオンの服を作っていた職人さん方とあまり違いなくやっていくしかないのかなと思う今日この頃です。