総丈の1/2を基準にします。
古来から黄金比率があるように着丈は単純に2分割すればいいわけではないと思います。
お客様にとって理想的なジャケットのバランスを考える上で、縦方向を着丈とすれば横方向は肩幅です。
肩の上にある、頭の大きさ、頭の大きさに対する肩幅、ジャケットの裾(けまわし)に自然におしりが隠れているか、ボトム(パンツ)のボリューム感とのバランスなど総合的に考えます。
例)
・ブリティッシュスタイルやフォーマルスタイルは確実におしりがすっぽりと隠れる程度が望ましいです。
・イタリアスタイルやビジネススタイルの春夏アイテムは、颯爽としたアクティビティさで軽快感を表現する為に着丈は軽め(短い)を推奨しております。
・チェック柄やパワー系ストライプなどインパクトが強いものは「柄にもっていかれない」ように「着こなしている感」を表現するために着丈を短くする場合があります。